毎日のごはん作りが大変…それって思い込みのせいかも?「子どもはレシピ10個で育つ。」を読んで気付いた大事なこと

「子どもはレシピ10個で育つ。」を読んで気付いたごはん作りで大事なこと

前から気になっていた『子どもはレシピ10個で育つ。』という本を先日やっと読みました。

料理研究家であり、双子の男の子を育て上げた母でもある上田淳子さんの著書です。

毎日のご飯づくりに役立つメッセージやコツがぎゅっとつまっており、子育て中のママやパパに是非おすすめしたい一冊です。

この本を読んで分かったことは、これまでいかに自分が”思い込み“に惑わされていたかということ。

この記事では、本を通じて気付いた毎日のごはん作りを楽にする考え方について書きたいと思います。

実際に思い込みを変えて楽になった事例も紹介しますので、是非毎日のごはん作りに取り入れてみて下さいね!

これまでのごはん作りの悩み

大学生のころから一人暮らしをしているため、自炊歴は長い私。

お料理も嫌いではなくむしろ好きなほうなのですが、子供が産まれる前は外食する日も多く、料理は自分ができるタイミングでしているという程度でした。

でも、子供が産まれて離乳食が始まった頃から待ち受けていたのが、毎日のごはん作り!

離乳食期はとにかく分からないことだらけで、レシピ本やレシピサイトに毎日のように頼っていました。

今考えると、ちょっと頑張りすぎてました。

ぴよまま

そしてなんとか離乳食期が終わったー!と思ったら、今度は1歳児も大人も食べられるようなごはんを日々考えて作らなきゃいけない毎日。

具体的には、こんな悩みと毎日格闘していました…。

  • 毎日の献立を考えるのが大変
  • 手際良くごはんを作れない
  • 栄養が足りているか心配
世の中のお母さんはみんなこんな難しいこと毎日本当にやってるの!?と何度も思いました

ぴよまま

毎日のごはん作りで一番大事なこと

『子どもはレシピ10個で育つ。』の中で、いかに息切れせずに日々の食卓を回していくのかが大切という言葉が出てきました。

子どもはレシピ10個で育つ。

毎日つくらなきゃいけないごはん。

たまに外食したとしても、少なくともあと20年近くはごはんをつくらないといけないのに、それを1回1回悩んだり苦労して作っていたら到底持ちませんよね。

だからこそ、10個のレシピというわけです。

離乳食期にやってしまっていたように毎日レシピ検索して悩んで献立を考えるより、10個のスムーズに作れるレシピを用意し、それをいかに冷蔵庫の中身と相談しながら回していけるかに注力しようというわけです。

これを読んで、本当にはっとしました。

毎日そこそこの料理をいかにぱぱっと作れるかが自分にとっても家族にとっても大事なんですよね。

そして子供にとっては、毎日違う完璧なメニューが食卓に並ぶことよりも、ママやパパと一緒に笑顔でいただきますして「美味しいね~」と食卓を囲むことのほうが何倍も大事!
そう気付きました。

思い込みを変えたら楽になった!3つのこと

この本では毎日のごはん作りに役立つ具体的なコツや考え方のヒントが沢山のっていて、色んな気付きがありました。

その中でも私が実際に考え方や手法を変えてみて、毎日のごはん作りがちょっと楽になった3つのことを紹介します。

ごはんは冷凍前提で炊飯する

ご飯を炊いて、余った分は冷凍するという人は沢山いると思います。私もその一人でした。

そこには「できるだけ炊き立てご飯を食卓に出さなきゃ!」という思い込みがありました。

でも、一度に沢山炊いて冷凍しておき、基本は冷凍ご飯を食べる。なくなってきたらまた炊く。というやり方はどうでしょうか?

お米を洗って炊いたりお釜を洗う回数は減るし、お米は一度に多く炊くほうが美味しく炊けるそうですよ。

ちなみに、我が家の炊飯器には”冷凍”というモードがありました。

炊き立てをすぐに冷凍すれば、正直味も炊き立てご飯とほぼ変わらないです!

なんでこれまで、2合とか3合とかちまちま炊いてたんだろう…と思うくらい、こっちのほうがメリットが多く合理的です。

野菜が少ないことに怯えない

食卓にごはんを用意して、野菜が少なかったり全体が茶色っぽいことに気付くと、「やばい!野菜が少ない!どうしよう!?」とプチパニックになる人は少なくないはず!というか、私がそうでした。

確かに野菜は大事ですが、私のように日本人は「野菜神話」に惑わされている人が多いようです。

でも最近では、必要な栄養素は1日単位ではなく1週間単位くらいで考えてOKという考え方が主流。

確かに、離乳食の本にも同じようなことが書いてありました。

だから、例えば朝ごはんがパンとヨーグルトだけだったとしても慌てなくて大丈夫。

足りない栄養はお昼や週末の朝ごはんで補ってもいいんです。

それでも心配なら、フルーツや野菜ジュースなど手軽にビタミンや食物繊維がとれるものに頼るという手もあります。

おかずはあえてばらして作る

献立の品数を増やす=大変というイメージがありますよね。

でもこの本では、あえてばらして作るという方法を提案していました。

そのメリットは、「一品を作るのにかかる時間が短縮できる」「失敗しにくい」「食卓も華やぐ」と沢山です。

いくつか自分の中でよく買う食材でさっと作れる定番副菜を用意しておくのもいいですよね。

今日は夕飯にポトフを作ったのですが、いつもならポトフに入れたくなるじゃがいもを、ポトフに火を通している間にレンジで加熱し、青のり和えにしてみました。

品数が増えると、なんだか料理上手になった気もしますよ~

ぴよまま

「積極的におかずはばらす」ということも、これからは沢山取り入れてみようと思いました。

まとめ

毎日のごはん作りが大変」「お料理が苦手」そう感じている人は、色んな思い込みによって毎日頑張りすぎているだけかもしれません。

「毎日似たような献立じゃダメ」「野菜が少ないとダメ」「冷凍のものを使うのはダメ」などなど、思い込みを変えてみると毎日のごはん作りがちょっと楽になるかもしれませんよ。

これからもちょっと頑張ったり、ちょっと手を抜いたりしながら、毎日子供とご飯を食べる時間を大切に過ごしたいと改めて思いました。

それからこの記事で触れたのはほんの少しで、『子どもはレシピ10個で育つ。』にはもっともっと沢山の素敵なメッセージが書かれているので、子育て中のパパママに是非読んでみてほしいなと思います♪

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